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芸名
中島 靖子
なかしま やすこ
専門分野
三曲
楽器
主要作品
「交声曲 黎明(あけぼの)」
「交声曲 鎮魂頌」
「笛吹き女(め)」
「春・夏・秋・冬の風物詩」
「蕪村の和詩による 悼歌(とうか)」
「十七弦独奏のための四つの即興曲」
ほか歌曲・独奏曲など多数
略歴
本名・唯是(ゆいぜ)靖子。幼少より、父・中島雅楽之都(うたしと)について箏を学ぶ。
東京音楽学校(現在の東京藝術大学)邦楽科卒業。同研究科修了。在学中、宮城道雄・宮城喜代子両師に師事。また、作曲法を平井康三郎師に師事。
1952(昭和27)年、箏の音量を拡大する「箏響台」の完成に協力し、これを用いて、平井康三郎作曲《箏と管弦楽のための協奏曲第一番》を東京フィルハーモニーと初演。また、国際音楽会議に日本代表として渡米出席。その後、カリフォルニア州モントレイ・ペニンスラカレッジに留学、卒業。
1957(昭和32)年、箏曲家・作曲家の唯是震一と結婚。以後、数回にわたるジョイントリサイタル、作品発表会ほか音楽活動を共にする。
1958(昭和33)年、パリ・ユネスコ国際音楽祭に日本代表として参加するなど、欧米各地で公演する。
1979(昭和54)年、唯是震一作品による十七弦リサイタルで「芸術祭優秀賞」受賞。
2001(平成13)年、箏曲の普及と伝承の功績により「伝統文化ポーラ賞」受賞。
2004(平成16)年、箏曲家としてのみならず、多くの優秀な演奏家養成の功績より「松尾芸能賞邦楽優秀賞」「音楽文化振興功労賞」受賞。
 
現在
公益財団法人正派邦楽会名誉会長
二代目家元
正派音楽院院長、正派合奏団代表。
公益社団法人日本三曲協会監事。
生田流協会副会長。
一般社団法人東洋音楽学会会員。
現代邦楽作曲家連盟会員。
森の会会員。
Webサイト
正派邦楽会